2024年5月トラサポ通信/貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用/遠隔点呼の緩和

気になるニュース 

「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の改訂版が4月1日からスタートしました。

目玉は遠隔点呼の緩和だと思います。

今まで天井等に監視カメラ固定して、運転者がアルコールチェックしたりする姿をリアルタイムで見れる環境が必要でしたが、それが車内ドラレコやスマホでも実現可能となりました。

これにより多くの事業者様が遠隔点呼に興味を示すこととなるでしょう。

また、軽貨物事業者のコンプラ対応のために、「１人点呼」が認められるように明記されました。

１人点呼を公的に認めるほど物流は逼迫しているということです。運転者の賃金上昇が必須です。

 

ドライバー教育道場 

年間12項目の教育内容をほんの少しずつ掲載していきます。
今回は事業用自動車を運転する場合の心構えについてです。
運転マナーの基本は「思いやり」と「譲り合い」です。

ＧＷは一般素人ドライバーが急増します。

慣れない土地でまごまごすることもあるでしょうし、浮かれた気分で気が緩んだ運転をすることもあるでしょう。

こちらからするとそんな“不届きもの”のドライバーであっても、こちらは運転のプロとして対応しましょう。

あおり運転はもってのほかですが、トラックはその大きさから威嚇的に捉えられてしまいます。

十分な車間距離を保ち、一般ドライバーへの思いやりをいつも以上に持ちＧＷの異常な混み具合の重要な調整弁にご自身たちがなるよう立ち振る舞いましょう。